(仮)blog

雑記、ぼやき、たまに楽しいこと、適当に綴ります。ヴァイオリンネタが多いかもしれないです。

カルテット

TBSの新ドラマ「カルテット」。
わたしはふだんあまりテレビを観ないのですが、最近はドラマを少しずつ観るようにしています。このドラマも楽しみにしていました。
登場人物4人がともに、「弦楽四重奏」をするという設定だからです。


昔、漫画雑誌「Kiss」に「のだめカンタービレ」が連載されていて、この雑誌を愛読していたわたしは当時通っていた学校に毎号持っていき、友達みんなでまわし読みしていました。
あの作品は本当におもしろかったので、あれを読んでクラシックに興味を持つ友達が徐々に増えてゆき・・・。
当時、周囲にクラシックや楽器演奏に興味のある友人がほとんどいなかったので、卒業直後にラ・フォル・ジュルネに一緒に行ってと誘われたり、演奏会にみんなで行ったりするようになったのは本当に嬉しかったです。


本格的に、専門的に音楽に向き合っている人たちにとって、テレビや漫画やゲームに影響されて、うきうきと楽器を始めるのを見るとばかみたいだと思うかもしれません。
たしかに、きっかけがそれだともしかして飽きるのも早いこともあるかもしれませんが、きっかけは何でもいい、楽器を演奏しようと思う人が増えるのはわたしは嬉しくてしかたないのです。


と、ドラマ「カルテット」の話に戻りますが、これはまだ始まったばかりなのでストーリーに関しては詳細書きませんが、とりあえず4人全員に「秘密」が隠されています。
なので、ドラマの世界もからっと明るい感じではなく、どこか謎めいた雰囲気に包まれています。


わたしはこのドラマを観ながら、「秘密」について考えていました。


そう、最近、わたしは周囲の人たちに秘密を作っていたのです。


忘れもしない昨年のクリスマスイブ、わたしは人生最大の大きなショックを受けていました。
まともに話せない、まともな思考ができない、涙が止まらない、何においてもいっさい集中できない。
そんななので、緻密なデータを扱っていたわたしはとてもそのような業務を遂行できる状態ではなかったのです。
で、にこにこと来年のカレンダー片手に挨拶に来た派遣の担当に向かい、涙腺全開でやっと出た言葉は「もう無理です、できません、すみません」でした。


こうしてわたしはもはや土下座する勢いで、契約を全うすることなく仕事をやめてしまいました。


何があったんですか?とうろたえる派遣会社と派遣先の人たち。
自分の家族。
でも、誰にもそのわけを話すことができなかった。
誰にも話せなかったけれど、悲しみとか苦しみとか悔しさとか恐怖とか、いままで体感したことのないような感情に支配されて、それに耐えきれずにそういう「感情」だけはネット上の某場所で吐き出していました。


当然、みんなかなり心配して、個別でメッセージをくれる人も多数。
心に抱えきれなくなった感情を吐き出して、それを聞いてくれる人がいるって本当にありがたいことで、わたしはその場所に相当救われたのですが、そこにいるのは実際に会ってやりとりをしている人がほとんどなので、あまりに心配させると次回会ったときみんなに質問攻めにあってしまう。
なので、あまり極端に心配をかけられない。


で、わたしはいつもと変わらず仕事して、週末はお出かけし、趣味を楽しみ、元気いっぱい過ごしていることを一生懸命アピールしていました。
だけど本当は、ぜんぜん大丈夫じゃなかった。
仕事に行くと言って公園でハトにえさをやっている人の気持ちがすこしわかった気がした。
毎日、これ夢ならいいのに、あれ?夢だっけ、と思って目覚めてまたしょんぼりと肩を落としていた。


だけどようやく最近、元気、というか正気を取り戻してきたんです。
本当にしんどい思いをして、大変な思いをして、それでもがんばってがんばってちゃんと働いている人たちのブログを読むと、ただただ申し訳なくて、自分が不甲斐なくてやりきれない思いでした。
もう大丈夫なのに、あまりの大きな感情の変化についていけなくて、わたしひとり心をうまくきりかえられずにいた。
こんな年になっても、甘ちゃんのだめ人間です。
来週はまた、面接に行きます。


みんなちゃんと前に向かって、自分の足でがんばって歩いている、わたしもがんばらなければ。
明日は、新しいスーツも買いに行こう!













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